2011年(平成23年),2年前に独立行政法人水産大学校(旧:水産庁の大学)から徳島大学に移って来た浜野龍夫(後のうめぐみ事務局長,美波町由岐地区に自宅がある)は,やっと新しい職場に慣れてきたところだった。美波町役場由岐支所で地域担当をしていた浜大五郎(後のうめぐみ事務局員)から,アワビを増やすためにできることについて勉強会をしたいので講師をして欲しいとの要望を受け,それでは面白くないからと,浜野がコーディネートを担当し,徳島県水産研究所で藻場造成や調査などを続けていた中西達也研究員と海藻研究所を主宰する新井章吾氏を招いたトークショーをすることを提案し,7月13日(水)に開催することとなった。
2011年7月13日(水) 美波の海の恵み 守れ!活かせ! 海の男のトークショー
いつも動員をかけて人を集める土地柄なのに,会場には続々と漁業者が詰めかけ,急遽,イスを増やして対応。トークショーでは温暖化が進む中での藻場造成の難しさについて学習し,新たな収入源としての海藻養殖について提案がなされた。このトークショーの後、東由岐漁協(当時)のメンバーらが中心になって、ヒジキ養殖技術開発をやってみようとの話しが盛り上がり、美波町内の漁協有志、美波町、徳島県、徳島大学の関係者等によって、新しい漁業を創生するための推進団体を結成することを目指すことに。すぐに,美波町職員の小坂 進が中心となって会則案の検討が始まる。
2011年8月26日(金) 美波の海の恵み研究会 発足
結成メンバーらは初代会長に兵庫賢美を選出し,最初の活動として,ヒジキ養殖と取り組むことになった。
徳島大学の浜野が中心となって、各地からヒジキ養殖方法についての情報を収集。
また、徳島県水産研究所がヒジキ養殖の苗を準備にかかります。
町からの支援もいただいて、養殖適地を判断するために、町内の4カ所で小規模に養殖ロープを張ることに。11月26日(土)
- 『 美波の漁業者研究会 ヒジキ試験養殖に着手 』
徳島新聞に掲載されました!
12月18日(日)
- 『 漁業の立て直しヒジキ試験養殖 美波で始まる 』
徳島新聞に掲載されました!
2012年(平成24年)
1月19日(木)
- 『 美波 養殖ヒジキ生育順調 研究会が確認 』
徳島新聞に掲載されました!
4月18日(日)
- 『 美波の漁業者ら試験栽培 ヒジキ養殖に成功 』
徳島新聞に掲載されました!
5月27日(日)
- 『 美波の漁業者 ヒジキ試験養殖拡大図る 来月から種苗生産 』
徳島新聞に掲載されました!
6月6日(水)
- 『 ヒジキ種苗育生開始 美波の漁業者 専用網設置 』
徳島新聞に掲載されました!
6月8日(金)
- 『 徳島科技高ヒジキ種苗生産実験 』
徳島新聞に掲載されました!
12月15日(土)
- 『 育てる漁業へ一歩 ヒジキの試験養殖 』
徳島新聞に掲載されました!
12月23日(日)
- 『 ヒジキ試験養殖 規模拡大 美波 』
徳島新聞に掲載されました!
2013年(平成25年)
4月11日(木)
- 『 養殖ヒジキ品質上々 美波の漁業者由岐沖で200キロ収穫 』
徳島新聞に掲載されました!
12月14日(土)
- 『 美波の漁業者ら養殖ヒジキ初出荷 町内福祉法人に 』
徳島新聞に掲載されました!
12月27日(金)
- 『 ヒジキの試験養殖開始 美波の漁業者2トン収穫目指す 』
徳島新聞に掲載されました!
2014年(平成26年)
12月12日(金)
- 『 美波のヒジキ養殖推進へ 海藻脱水試作機完成 天日干し期間1日に半減 』
徳島新聞に掲載されました!
2015年(平成27年)
12月12日(土)
- 『 美波の漁業者らワカメ新品種養殖を始める 』
徳島新聞に掲載されました!
2016年(平成28年)
2月6日(土)
- 『 徳島の海藻 健康食品に 』
日本経済新聞に掲載されました!
- 『 徳島の産学官組織と協定 機能性食品開発研究所 海藻使った商品開発 』
山陽新聞に掲載されました!
2月11日(木)
- 『 育てる漁業へ 美波町の海藻を売り込め 』
四国放送フォーカス徳島で特集されました!
11月11日(金)
- 『 美波・ワカメ試験養殖 科技高作ロープ活用 あすから荒波への耐久性期待 』
徳島新聞に掲載されました!
11月13日(日)
- 『 ワカメ試験養殖開始 美波の海の恵み研 発育など確認へ 』
徳島新聞に掲載されました!